部品自動位置合わせ 【ビジュアルムーブ機能】
リワーク工程で非常に重要な「部品の位置合わせ」について、当社のリワーク装置は自動で位置合わせを行うことが可能です。
独自開発の画像処理「パターンマッチング・ビジュアルムーブ機能システム」を開発しており、スキルレスの位置合わせ方法を実現させました。従来の手動によるXYZθの全軸合わせと比較をすると、画面上に表示される部品・基板の各対角ポイントをクリックするだけのため、誰でも簡単に行うことができます。
システムの操作画面には、基板側の拡大画像・部品側の拡大画像を合わせた合成画像を表示する仕様を採用しています。それぞれの対角のポイントのパターンを2点ずつマウスでクリックすることにより、自動位置合わせが実行される仕組みです。この機能は、お客様が当社リワーク装置の導入における大きな決め手の一つとなっています。

操作方法例
STEP 01
基板側、部品側の画像を合わせた合成映像を確認



STEP 02
合成映像から基板側、部品側の対角ポイント(左上のパターン中央部分)をクリック





STEP 03
基板側、部品側の対角ポイント(右下のパターン中央部分)をクリック





この位置合わせ機能は、当社の「次世代リワーク装置 MS9000SEII」「大型基板対応 リワーク装置 MS9000XL」の両機種(セミオート機タイプ)で使用可能です。リワークの位置合わせを今まで手動で行っていた方は、ぜひ体感してみてください。「リワークがこんなに簡単だと思わなかった」と感じていただけると思います。